マジョリカ実験ブログ
富山 塾 小学生
2019.01.23 (Wed)
4年生の授業

観察から実験へ 天気と気温

富山 塾 小学生

 

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マジョリカ実験学校の3,4年生は、百葉箱の温度計で気温を測ってから教室に入ることになっています。その意図は、後日お知らせします。

気温を点描グラフにシールで貼り付けていると、必ず、「今日は曇っているから気温が低い。」「雨だから少し寒い。」というつぶやきが出てきます。必ずと言っていいほどです。

そこで、「へ~、そうなの?」と返すと、他の子どもたちからも、「曇りの日は涼しい。」その年によっては、「寒いよ。」と共感した発言が出てきます。

さらに、「本当に?」と問い返すと、子どもたちは、日光が当たることと、気温が高くなることを結び付け、3年生の日向と日かげの地温データを持ち出して説明しようとします。

しかし、情報の伝え合いをしているうちに、それは気温ではなく地温のデータであることが分かります。そして、「曇りの日は、日光が当たらないから気温が低い。」ことを確かめるために、天気と気温を比べる必要性に気づきます。

ここまでは、小学校の授業で行っています。

しかし、マジョリカ実験学校では、自然におこる現象を子どもの手で再現し、因果関係を検証する段階をもちます。自律的現象を他律的現象に置き換えて検証するのです。

1学期始めなので、空気の存在意識はありません。温度計に直接日光を当てて、その上昇温度で自分たちの考えを検証することにします。(前出写真参照)

太陽 ⇒ 200w白熱灯

(3年生の豆電球の学習時に、白熱灯は光と熱を出すことを学んでいるため、子どもたちの記憶から導かれました)

雲  ⇒ 洗剤の泡

(昨年までは、ティッシュペーパーや脱脂綿を使っていましたが、今年は子ども の生活経験からの提案をもとに変わりました。)

温める時間を同じに、光源と温度計の距離を同じに、という実験条件の統一にも気づく場面です。

「曇りの日は、日光が当たらないから気温が低い。」という子どもの仮説を、明確なデータで検証できた実験でした、

もやもやを残さない。これがマジョリカ実験学校の授業です。